『陶磁器の島AMAKUSA 陶磁器コンテスト』作品募集要項
天草は古くより陶石の産地として知られてきました。陶磁器関係者の間では知名度が高く、陶石といえば天草陶石を指すほどで、江戸時代の才人“平賀源内”も「天下無双の上品」と絶賛した記述が残っています。また、陶磁器生産も古くから行われ、天草陶磁器は国の伝統的工芸品として指定を受けております。
陶石の島から陶磁器の島へ…「陶磁器の島 AMAKUSA陶磁器コンテスト」は「天草大陶磁器展」の企画の一つとして、国内より気鋭の審査員を招聘し、新しい才能の発掘と陶磁器の可能性を広げることを目的として開催します。
主催:天草大陶磁器展実行委員会
共催:熊本日日新聞社
応募内容【課題創作部門】
課題品目
①花器
陶芸の大きな範疇に花器があります。花と陶芸は切っても切り離せない存在。しかし、最近花器を愛でる人が少なくなっているような感じもします。花器は陶芸の王道の一つ。今年のテーマの一番は花器。古典的な花器からコンテンポラリーな花器まで。
(磁器・陶器・作品の種類・素地の種類・絵付けの有無等は一切問わない)
②大鉢・大皿
最近陶芸家の作品で減ってきているものを検討していたら、大鉢・大皿を作らなくなったと話題になりました。核家族が進行し個家族化などと言われているなか、大きな鉢や皿など、大きな作品の需要が減っているのかもしれません。そこで今年は大鉢・大皿をテーマの一つとして設定します。現代の暮らしにマッチした見て嬉しく、飾って楽しい作品を公募いたします。
(磁器・陶器・作品の種類・素地の種類・絵付けの有無等は一切問わない)
③磁器 染付
天草の陶磁器コンテスト。天草ならではといえば天草陶石。天草陶石を素地に使用した染め付けの器を募集いたします。純白の素地に華麗な染付。陶磁器の原点とも言えると思います。作品の形状は問いません。伝統的な作品もよし、斬新な作品もよし。天草ならではの作品を。
(天草陶石を使用した磁器の作品で染め付けを施した作品に限る)
④非日常のオブジェ
日用に供されるものではなく、自由な発想で作られた物体。マテリアルの可塑性を引き出し、陶芸の可能性を提示する作品。
(磁器・陶器・作品の種類・素地の種類・絵付けの有無等は一切問わない)
応募規定
1)応募資格
・制限はありません。(プロ、アマは問いません。オープン形式とします。)
2)応募点数
・1人2点まで出品できます。
(組物を応募される場合は、出品申込書内の「作品の意図」の欄に『組物』と『内容』をご記入ください。)
・作品のサイズは、縦・横・高さそれぞれ80㎝までとします。
3)出品料
・1人 3,000円とします。
・出品料は、郵便為替で応募書類と併せて送付して下さい。
(郵便為替の受取人の住所、氏名及び裏面の委任欄は、空欄のままとしてください。)
・出品料の返金はいたしませんので、ご了承下さい。
4)応募書類
①『陶磁器の島 AMAKUSA 陶磁器コンテスト』出品申込書(作品ごとに提出。)
②作品ラベル(作品ごとに提出。作品の裏面及び梱包の上面に貼付。)
応募書類提出日及び提出場所
平成29年10月24日(火)必着
天草大陶磁器展実行委員会事務局(天草市役所産業政策課内)
〒863-0048 天草市中村町10-8
※天草大陶磁器展出展者に限り、平成29年11月1日(水)に提出可。ただし、この場合、作品への損害賠償責任保険は間に合いませんのでご了承ください。
応募作品提出日(日時指定)及び提出場所
平成29年11月1日(水) 午前9時から午後5時まで
場所:天草市民センター 展示ホール
〒863-0033 熊本県天草市東町3
作品搬入方法
・個人で直接搬入するか、宅配業者の運送による搬入とします。
・搬入の際は、安全を十分確保できるように梱包して下さい。
・業者搬入の場合、配達日時を指定して搬入期間内に必着するよう依頼して下さい。
・作品受理以前の損傷について、主催者は一切責任を負いかねます。
作品搬出日時
【搬出日】
①平成29年11月6日(月) 午後4時から午後6時まで
②平成29年11月7日(火) 午前9時から午後3時まで
作品搬出方法
・直接搬出する場合は、上記搬出日時に天草市民センター(天草市東町3番地)まで取りに来て下さい。
・直接搬出できない場合は、指定業者の着払伝票に必要事項をご記入のうえ、搬入時に同封して下さい。
審査委員
- 審査委員長
日比野 克彦(アーティスト、東京藝術大学教授) - 審査委員
小川 哲男(北山窯、日本工芸会正会員)
藤原 惠洋(九州大学大学院教授)
鶴田 一郎(イラストレーター)
金 憲 鎬(陶芸家)【予定】 - 特別審査委員
天草大陶磁器展陶芸関係ゲストを特別審査委員に委託する場合があります。
表 彰
- グランプリ
1点 賞状、審査委員長制作の陶板、
副賞(賞金:30万円(うち5万円は熊日賞)) - 準グランプリ
1点 賞状、審査委員長制作の陶板、副賞(賞金:8万円) - 審査員特別賞
数点 賞状、各審査員制作の陶板、副賞(賞金:2万円)
(『日比野克彦賞』、『小川哲男賞』、『藤原惠洋賞』、『鶴田一郎賞』、『金憲鎬賞』【予定】、『特別審査委員賞』) - 来場者賞
1点 賞状、副賞(賞金:2万円)
【天草大陶磁器展期間中、来場者による投票で最も得票数が多かった作品】 - 入選
若干数 賞状 ※基準に準ずる作品
※グランプリ・準グランプリ受賞作品は、同実行委員会へ寄贈していただきます。また、同作品に関する全ての権利は主催者に帰属します。 - 表彰式
日 時:平成29年11月4日(土) 午後7時から
場 所:丸尾焼
審査
- 日時:平成29年11月4日(土) 午後1時から(予定)
- 場所:天草市民センター 展示ホール
《注意事項》
・審査に関する問い合わせ及び異議は受け付けませんのでご了承ください。
・審査結果については、審査後全応募者に通知いたします。
展示
- 日時:平成29年11月2日(木)~11月6日(月)
午前9時30分~午後5時まで(6日は午後4時まで) - 場所:天草市民センター 展示ホール
保管
応募作品については、損害賠償責任保険に加入(最高責任賠償額30万円。万一の損害に対する保険金の算定は、加入保険会社の査定に基づきます)するなど、誠意をもって保管管理いたしますが、不可抗力による損傷、紛失または輸送途上での作品損傷については、主催者は責任を負いかねます。
その他
- 応募作品の著作権は応募者に帰属しますが、主催者が広報活動などに必要な場合は、応募作品を印刷物等に使用できるものとします。
- 応募の際にご記入いただいた個人情報は、天草大陶磁器展に関する目的以外に使用いたしません。
- 応募作品を来場者等に販売可能な方は、販売金額を出品申込書にご記入ください。なお、販売金額の30%を販売手数料として、同実行委員会で徴収しますことをご了承ください。天草大陶磁器展期間中に購入希望者がいなかった場合には、作品は返却いたします。
お問合せ先
〒863-0048 熊本県天草市中村町10-8
天草大陶磁器展実行委員会事務局(天草市役所産業政策課内)
担当:大塚・鶴田明
TEL 0969-23-1111(代表)[内線2555] FAX 0969-24-2524
E-mail ootsuka-te@city.amakusa.lg.jp